茅葺き屋根の葺き替えのお手伝い

先日🌈

篠山にあるフリースクール
”豆の木”

の運営者Genさんのお母さん、
のお家の茅葺き屋根を葺き替えるとのことで、遊びに(お手伝いしに)行ってきました♬



茅葺き屋根の
”茅”
はススキやすすきの他に葦(よし)、かりやす、かるかや、しまがや、ちがや等のイネ科の多年草が使われるもので、それをまとめて茅と呼ぶそうです。

ーススキー

ーちがやー


通常は職人しか触らせてもらえないようなことも、
棟梁三木さんの意向で楽しく手伝わせてもらいました(o^^o)



結 ゆい

って言葉を聞いたことある人はいますか?

小さな村や自治体で、多量な費用や時間がかかる作業を互いに助け合う精神のもと、協力し合って行うことを言いました。

この茅葺き屋根の葺き替え作業も、
以前はみんなで協力してやっていた作業のひとつだったそうです。

時代の流れで結もなくなり、分業化して職人さんしかやらなくなりましたが、
そんな和気あいあい協力してた頃にイメージを置いて、
三木さんはなるべくみんなで作業が出来たらと言います。

昔の良いところ、今の良いところ、
合わせて未来に進めたらいいなぁ。


茅葺の屋根は、
断熱性・保温性・雨仕舞(雨が室内に入らないようにする仕組み)・通気性・吸音性
を持った特性があって、
現代の建築材料と技術があっても、
茅葺きの持つ機能性を備えた屋根をつくるのは並大抵ではないそうです。
ただ火事、台風に弱いというポイントが。

現代社会には合わずすたれたけれど、
改めて自然の中にある素材のいいところを学べたなって**。

また、
茅葺きの葺き替え作業の中には
農業のイロハが100だとすると、
そのうちの10が入っていると言われ、農作業の学びにもなるんだそうで。

茅を均等に並べる作業、
紐が弛まないようきつく結ぶ作業、

目で見て頭では分かっていても、
手先は全然ついていかず笑

職人さんの凄さ、
農業のノウハウの深さを
感じました。

見習いの(ような?)手伝いに来ていたメイちゃんの
手際のよいこと。ほほ〜〜

わたしも自然のことをもっともっと知ってたくましくなりたいな(o^^o)

自然の素材で出来てるおうちのこと、
少し知ることが出来てとても素敵な時間でした♬**


最後にフランスの伝統的な茅葺きハウス❤️

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